グレーのつややかな毛並みと、高貴な顔立ちが素敵なロシアンブルー。ここでは、ロシアンブルーのかかりやすい病気と飼う上で気をつけたいポイントについてまとめてみました。
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ロシアンブルーがかかりやすい病気

  • 尿路結石症
  • 糖尿病
  • 慢性腎不全
  • これらの病気について勉強していきましょう。

    尿路結石症

    腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石ができる病気。

    症状

    頻回トイレに行く、排尿姿勢を何度もとる、排尿時に痛みを訴える、下腹部をしきりに舐める、おなかを触ると痛がるなど。尿は血が混じったり、色や匂いがいつもと変わることもあります。ただ、結石が尿路につまると尿が出なくなり、1-2日の間に命にかかわる危険な状態になります。元気がなくなりぐったりしますので、早急に動物病院へ行きましょう。

    原因

    様々な要因が考えられますが、食事の栄養バランス、水を飲む量が少ないなど。また、ストレスがキッカケで起こることもあります。

    糖尿病

    異常な高血糖の状態が持続することで、全身に障害をもたらす病気。

    症状

    かの病気でも見られますが、糖尿病の猫は『水をよく飲み、たくさん尿をする』のが特徴です。また症状が進んでくると神経症状(かかとをついて歩く)がみられることがあります。病状がさらに進んだケトアシドーシスという状態では、嘔吐、下痢、意識障害、昏睡などの状態におちいります。

    原因

    インスリンの分泌が少ない(Ⅰ型)と、インスリンに対する体の反応が悪くなる(Ⅱ型)があります。猫に多いのはⅡ型糖尿病で、肥満や妊娠、ストレスなどが原因となることが多いです。

    慢性腎不全

    数か月~数年の経過で腎臓の機能が低下してしまう病気。(ロシアンブルーに限らず、高齢の猫で非常に多い病気。)

    症状

    薄い尿をたくさんする、(病気の状態によっては、尿量が減ることもあります。)痩せる、嘔吐、便が固い、など。脱水も進み、元気食欲ともに減少していきます。

    原因

    最も多い原因は加齢によります。
    ※慢性腎不全は治る病気ではないので、対症療法を行いながら、進行を少しでも遅らせて付き合っていかなくてはなりません。

    ロシアンブルーを飼う上で気をつけたいポイント

    肥満には要注意

    きちっと体重管理を心掛けましょう。

    ロシアンブルーは肥満になりやすい猫ということをご存知でしょうか。きっちりと体重の管理をすることがとても重要なのです。肥満は糖尿病や関節炎などの病気のもとにもなる、病気の源といっても過言ではありません。健康な体を保つためにも、飼い主さん自身が食事の量をきちんと調整して、適正な体重を保つように十分に注意を払いましょう。

    犬であれば散歩につれていって、運動と食事を併用してダイエットということも可能ですが、猫の場合はなかなか外で運動をしながらダイエットというわけにもいきません。

    また、最近はほとんどの猫が避妊手術・去勢手術を行っています。未避妊、未去勢の猫を飼い猫として室内飼育をするときのデメリット、そして病気の予防という目的を考えると、多くの飼い主さんがこれらの手術を選択されます。ただ、これらの手術は人間と同様でホルモンのバランスが変わり代謝が低下して太りやすくなってしまうのです。その影響というのは、実に30%ほど必要なカロリーが減少するとも言われているほど。

    これらのことを考えると、食事でしっかりと体重を管理する以外に方法はありません。獣医師に相談をしながら、適正な体重を目指しましょう。(おやつを与えているご家庭も多いと思いますが、おやつの量は全体の摂取カロリーの1割以内に抑えることが大切です。)

    ブラシを1日1回は必ずかけましょう。

    ロシアンブルーは短い被毛の猫ですが、きちんとブラシをかけてあげる必要があります。最近では、ファーミネータ-という商品が非常に人気で、毛がたくさん取れる上、毛が舞わないところがポイントです。抜け毛を取り去り、血行を良くし、新陳代謝を活発にすると被毛の艶もますます美しくなることでしょう。

    長毛の猫ではないので、毛がからまることはないので、神経質になる必要はありません。でも1日1回は行いましょう。飼い主さんとのコミュニケーションのツールとしても是非おすすめしたいです。

    ただ、猫の性格によっては難しいこともあるので、くれぐれも飼い主さんも猫も無理をしすぎないレベルで行いましょう。でも子猫の時から(生後6カ月より前から)ブラシをかけること、そして体を触ることに慣れさせておくと猫にストレスも少なく済むかもしれません。

    おしっこの量、便の状態はしっかりチェックしましょう!

    毎日の健康のチェックのために元気、食欲、排便、排尿はしっかりとチェックしましょう。ロシアンブルーに限らず、猫の健康チェックには尿のチェックは欠かせません。飼い主さんが何か些細な異変を感じた時には、早い段階で動物病院に連れて行き、獣医師の診察を受けることをおすすめします。