ゴージャスな佇まいと愛らしい性格で多くの人の心を掴むノルウェージャンフォレストキャット。ここではノルウェージャンフォレストキャットのかかりやすい病気と飼う上で気をつけたいポイントについてまとめてみました。
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ノルウェージャンフォレストキャットがかかりやすい病気

  • 毛球症
  • 眼瞼内反症
  • グリコーゲン貯蔵病

これらの病気について勉強していきましょう。

毛球症

毛づくろいをする際に、飲みこんでしまった毛が、胃や腸の中で毛玉となり食欲不振や、嘔吐、便秘などの症状を催す病気。

  • 症状
    食欲不振、嘔吐、下痢、便秘などの症状が見られます。胃腸の中で毛玉は水を含んで、固くなります。これが腸につまってしまうと、症状は激変し、手術で取り除くしか方法がなくなってしまいます。
  • 原因
    毛づくろいの際に飲みこんだ毛が、胃や腸の中で通過障害を起こすことによります。きちんと日頃から毛の手入れをしたり、毛に配慮したキャットフードを与えることが予防につながるでしょう。何かしらの異常が見られた場合は早急に動物病院へ連れて行きましょう。

眼瞼内反症

瞼が内側に曲がりこむ構造が原因で、目の表面にまつげや毛が当たり、角膜炎や結膜炎の原因となる病気。

  • 症状
    目を痛がる、目をつぶる、目が赤くなる、目やにが出る、涙が多いなどの症状が見られます。(目を気にして、壁や床に顔をこすりつけることもあります。)
  • 原因
    遺伝によるものが最も多いです。角膜炎、結膜炎から派生することもあります。

グリコーゲン貯蔵病

体のエネルギーとして働くグルコースは本来グリコーゲンとして肝臓に貯蔵されていますが、遺伝的に酵素が欠損しているためグリコーゲンが分解できず、体の様々な部位(肝臓、
腎臓、中枢神経、心臓など)に蓄積してしまう病気。

  • 症状
    血糖値が下がり立てなくなる、震えるなどの神経症状、全身の筋力の低下、嘔吐などが見られます。
  • 原因
    遺伝による病気で、ノルウェージャンフォレストキャットに見られます。
  • ノルウェージャンフォレストキャットを飼う上で気をつけたいポイント

    ブラッシングとコーミングを欠かさず行いましょう。

    ノルウェージャンフォレストキャットを飼う上で欠かせないケアは『ブラッシングとコーミング』です。ダブルコートの美しい被毛を保つためには毎日1-2回は行う必要があるでしょう。

    ブラッシングは抜け毛を取り去り、皮膚の血行を良くする目的、コーミングはブラシよりもしっかりと毛をとく目的行います。毛がもつれて毛玉になってしまうと痛いだけでなく、皮膚の血行が悪くなり、見た目が美しくないだけでなく、皮膚病になってしまう可能性も。その他にも、前述の『毛球症』を予防する意味でも、長毛猫を飼ったらきちんとケアしてあげましょう。最近ではホームセンターなどでお手入れグッズもたくさん市販されていますので、一度手にとって購入されることをおすすめします。

    また、元々寒いところに住んでいるノルウェージャンフォレストキャットの性質として被毛がべたつくことが多くあります。これも放置すると、匂いや皮膚病の原因になってしまうこともあります。べたつきの程度にもよりますが、定期的にシャンプーを行い、皮脂を取り除き、また抜け毛も一気に落とすことは重要であるといえます。

    このように書くと、ノルウェージャンフォレストキャットを飼うことはとても大変に思われるかもしれませんが、美しい被毛と愛らしい性格はとても魅力的なことは間違いありません。

    肥満に注意しましょう。

    ノルウェージャンフォレストキャットは日本猫と比較すると体のサイズも大きいので、筋肉量も多く、食べる量も多いです。完全に成長するまで3-4年かかるといわれており、その間は高たんぱく、高栄養な食事が必要です。でも、そのままご飯を多く与えていると、太ってしまいやすいので十分に注意しましょう。年齢や季節によっても代謝が変化しますので、体型を見ながら適正な食事量に調整しましょう。

    猫の場合は、犬のように外を散歩して運動というわけにいきませんが、運動は必ずさせてあげましょう。運動をすることは、心身ともに健康に保つ上で必須といっても過言ではありません。室内で十分に遊びまわれるお部屋を設けてあげるのがベストです。高いところから周りの環境を見渡すのが好きな猫にとって、やはりキャットタワーはとても人気です。

    熱中症に要注意

    元々寒いところに住んでいるノルウェージャンフォレストキャットにとって、夏の日本はとても暑く、熱中症には十分に気をつけていただきたいと思います。締め切った部屋で留守番をさせることは絶対にNGです。どんな時でも猫が自分の感覚に応じて、心地よくすごせる場所に移動できるようにしてあげましょう。夏も極度に寒くする必要はありませんが、冷房は必ずつけなくてはいけません。

    そして以外に移動中のキャリーケースの中など、熱のこもりやすい場所は熱中症に要注意です。こまめに様子を見てあげましょう。