とても温和でその賢さから、盲導犬や聴導犬、介護犬、警察犬など

人間のパートナーとしても働いているラブラドールレトリーバー。

発祥はイギリスで家庭犬としても常に人気上位になっている犬種です。

そんな可愛いラブラドールと末永く一緒にいるには、

【日々の健康を保つ飼い方】、【病気の予防】、【いざという時の備え】の3つがとても重要です。

ラブラドールの病気とおすすめの保険

目次

飼う上で気をつけたい健康管理のポイント

愛犬が健康で長生きするためには飼い主さんの管理が何よりも大切です。

ここではラブラドールの特徴を踏まえて特に注意したいポイントをまとめました!

好奇心旺盛なので異食に要注意

ラブラドールはとても好奇心が旺盛な犬種です。

興味があると口でくわえてみたり、噛んでみたりするのが犬の性質です。

でも消化できないものを食べてしまうと、一大事です。

いわゆる異物誤飲というもので犬の事故では一番多くラブラドールは特に注意しましょう。

 

食べてしまった後すぐに気づくことが出来れば、早急に動物病院へ行くと吐かせてもらうことができるでしょう。
(尖ったものでなければ、吐かせることが可能です。)

でももし胃から小腸へ流れてしまうと、手術で取り除くしか方法がありません。

いずれにせよ何か消化できないものを食べてしまった後の処置はどれも犬に負担が大きいものです。

前もって十分に気をつけてあげましょう。

肥満にはならないように気をつけて!

大型犬は基本的に骨や関節の病気になりやすい傾向にあり、

肥満はさらに関節炎のリスクを高めてしまいます。

例えばラブラドールは股関節形成不全という関節の病気になりやすい犬種ですが、

肥満により更に悪化するといわれています。

 

さらに肥満は心臓病や糖尿病の原因になるだけでなく、

肥満は万病のもとです。しっかりと体重管理を行いましょう。

体重を管理するには食事のコントロールが重要。

特に1日の食事量とカロリーに気を配りましょう。

愛犬の理想食事量・カロリーを求めよう!

ラブラドールの理想体重は、

  • オス(体高約56~57cm):27.0~34.0kg
  • メス(体高約54~56cm):25.0~32.0kg

となっています。

1日に必要な食事量とカロリーは下記の式に当てはめて求めます。

  • 1日の必要食事量=犬の体重の約2.5%(40分の1)
  • 体重1kgあたり50~80kcal

よってオスの場合は、1日の食事量675~850g、カロリーは1,350~2,720kcal、
メスの場合は、1日の食事量625~800g、カロリーは1,250~2,560kcal
となります。

散歩に連れていきストレスを発散する場所を

ラブラドールはもともと遊び好きな犬種です。

そして仕事犬として活躍しているだけのことはあって非常に体力があるため、

それを発散させるだけの運動や遊びをしてあげることが必要不可欠です。

運動が足りておらずストレスがたまると、異常行動が見られることもあります。

運動量としては自転車に乗って60分の散歩を1日2回が目安です。

 

ただ夏の暑い時期は熱中症が心配です。

距離を短くしたり早朝(日が昇る前)、夜(日が十分に沈んでから)に行うようにしましょう。

短毛でもしっかりとブラシを

ラブラドールは短毛ですが、たくさん毛の抜ける犬種です。

週に1-2回はしっかりとブラシをかけてあげることをおすすめします。

短毛種用の獣毛ブラシで皮膚をマッサージしてあげるようにブラッシングするのがコツです。

ラブラドールのかかりやすい病気

日々の健康管理で欠かせないのが病気への予防や早期発見です。

そのためには予め病気への知識を蓄えておくことが重要。

ここでは特にラブラドールがかかりやすい病気である、

  • 股関節形成不全
  • 胃拡張・胃捻転症候群
  • 外耳炎
  • 進行性網膜委縮症
  • リンパ腫

についてまとめました。

子犬は要注意

股関節形成不全

股関節は、骨盤と足をつなぐ大事な関節です。
本来は『骨盤の器の部分』に『大腿骨の頭の部分』がきれいにおさまるように形成されています。
でもこの病気は骨がおさまるべき、器の部分が浅いことで股関節が不安定になる病気です。

症状

腰を振って歩く歩き方が特徴的です。その他、片足を引きずったり、横座りをしたりします。

原因

遺伝的な原因が大きいとされる病気ですが、
成長期に股関節に過度の負担がかかることも悪化要因とされています。

成犬は要注意

胃拡張・胃捻転症候群(☆命にかかわる緊急疾患)

食事等で胃が拡張し、何らかの原因で胃が捻転する病気です。
胃がねじれることで、胃の中で更に発酵が進み胃拡張もすすみます。
そのほかの臓器も同時に捻転するため、全身に影響を及ぼし緊急の処置を要する疾患です。

症状

急にお腹がふくらんでくる、元気食欲がない、吐きたそうにするが吐けず、よだれを大量に出すというのが特徴的な症状です。

原因

はっきりとした原因は不明ですが、『食事を食べた後に、いきなり運動をすること』は一因であると考えられています。
早食いをして一気に水をがぶ飲みする犬は要注意です。

犬の胃捻転、胃拡張の症状や手術治療法、予防の詳細はこちら

外耳炎

外耳に炎症を起こす病気です。

症状

耳をかゆがる、頭を振る、耳がくさい、耳垢が増えた、
耳垢の色が以前と異なり茶色~黒い色になった、壁や床に頭をこすりつけるなどの症状があります。

原因

細菌感染、マラセチア(酵母菌の一種)の感染、外部寄生虫、アレルギーなど原因は様々です。

進行性網膜委縮症

網膜が進行性に傷害され、視力が低下し、最終的には失明にいたる病気です。

症状

初期は暗いところでのみ視力の低下が見られるため、夜の散歩で動かなくなったりすることがあります。
症状が進むと視力が落ち物にぶつかることもありますが、
住み慣れた家だと特に問題なく生活を送り飼い主さんは気づきにくいこともあります。

原因

遺伝によるので、これらの犬の繁殖は避けましょう。

高齢犬で要注意

リンパ腫

リンパ球が腫瘍化する病気です。
リンパ節の腫れ方によって、多中心型(最も多い)、消化器型、皮膚型、胸腺型、節外性と分けられます。

症状

リンパ節が腫れる他、体重減少、元気食欲減少などがあげられます。その他リンパ節が腫れる場所によって、出る症状も異なります。

原因

明確な原因は明らかになっていません。

犬のリンパ腫の症状や原因、治療法の詳細はこちら

ラブラドールにおすすめのペット保険は?

日々の健康管理や病気の予防対策をすることで、愛犬は末永く暮らすことができるでしょう。

しかしながら病気やケガのリスクが0になるわけではもちろんありません。

病気やケガになったときしっかりと治療をおこなうためには【いざという時の備え】が大切です。

 

特に重要なのが治療費です。

犬の治療費は高額になるため、備えをしておくと良いでしょう。

最近備えの一つとして注目されているのがペット保険です。

ここではラブラドールに適したペット保険はなにか?まとめてみました!

ラブラドールの医療事情の特徴は?

ペット保険を検討するうえで重要なのが、実際に愛犬の犬種がどのような治療数が多いかということ。

大手ペット保険会社によると、

ラブラドールに多い治療は消化器、耳、皮膚、腫瘍、泌尿器、筋骨格疾患と幅広く多い結果になっています。

特に耳や皮膚、腫瘍疾患は他犬種の平均治療数以上です。

外耳炎や胃捻転、リンパ腫、股関節形成不全、皮膚炎が代表的な病気になっています。

これらをまとめると、ラブラドールの治療の特徴は以下のようになります。

ラブラドールの治療の特徴

  • 最悪死亡する重篤な病気が多い
  • 比較的他犬種よりも病気の種類が多い

治療費はどのくらいになるの?

では実際にどのくらいの治療費になるのか見ていきましょう。

ここでは他犬種よりも約1.7~2倍ほどの治療数がある【リンパ腫】について焦点をあてます。

 

リンパ腫は治療をしないと死に至る重篤な病気で、全身に転移しやすい特徴があります。

そのため問題個所の外科手術、もしくは抗がん剤・放射線治療、もしくはその両方による治療がおこなわれます。

また発症部位によって治療法が変わってくるため、綿密な検査が必要になります。

下記は日本獣医師会による治療費の相場です。

  • 再診料:730円
  • 血液検査:4,625円
  • レントゲン検査:3,931~10,986円(部位により異なる)
  • CT検査:35,000円
  • 超音波検査:3,204円
  • 細胞診:11,964円
  • 骨髄検査:15,319円
  • 放射線治療:30,000~33,333円
  • 注射料:3,237円
  • 全身麻酔:10,020円
  • 開胸:38,129円
  • 腫瘍部位切除:30,000~60,000円(部位により異なる)
  • 大型犬入院費(1日):4,201円 ※通常2~4日入院

このほかに、抗がん剤代、処置代などが含まれてきます。

腫瘍箇所や転移具合を検査するために、相当数の検査項目が実施され、

また外科手術の場合、切除箇所が多ければそれだけ治療費がかかってくるので、

最低15万以上は必要になる病気と言えるでしょう。

また基本はずっと通院による経過観察も必要なため、毎月数万程度の治療費もかかる高額な病気です。

ラブラドールに適したペット保険とは?

リンパ腫の他に胃拡張・胃捻転も緊急外科手術になる病気で、高額になります。

また皮膚炎、関節、外耳炎、泌尿器疾患と幅広い病気になる可能性が高い犬種。

そのためラブラドールには以下のようなペット保険がおすすめです。

ラブラドールにはこんなペット保険がおすすめ!

  • 日数・回数・1日限度額制限が無しのプランを!
  • 免責金額は無しのプランを!
  • 補償率重視のプランを選ぶ!

日数・回数・1日限度額制限が無しのプランを!

ペット保険では通院、入院、手術という棲み分けがされており、

それぞれに日数・回数制限、1日限度額制限が設けられていることがあります。

しかしラブラドールは通院、入院、手術のどれも回数、治療額ともに多くなるリスクがあります。

なので日数・回数・1日限度額制限が無しのプランを提供しているペット保険を選びましょう。

免責金額は無しのプランを!

回数・日数、1日限度額の他に注意したいのが免責金額の設定です。

免責金額とは補償率に関係なく、最低加入者に支払ってもらう金額のことで、

安い保険料プランなどでは設定されていることがおおいです。

免責金額があると、特に通院治療の場合に補償率分満額の保障を受けられない可能性が高いです。

ラブラドールは外耳炎や皮膚病、抗がん剤治療といった通院も多くなる可能性が高いので、

免責金額は無いものがおすすめです。

補償率重視のプランを選ぶ!

ペット保険は補償率が低く保険料が安いプランと、

補償率が良くが保険料も高いプランが用意されていることがあります。

ラブラドールは病気のリスクも高く高額治療になりやすいので、

補償率が良いプランを選ぶのがおすすめです。

大型犬は小型犬や中型犬に比べて保険料は高いものの、

その代り平均保険加入期間は寿命の関係から小・中型犬短いことが多いため、

愛犬一生分の保険料はさほどかわりませんので、補償の手厚い保険が良いでしょう。

 

以上の条件でおすすめをあげるならガーデン少額短期保険などは、

ラブラドールにぴったりです。

日数・回数・1日限度額制限、免責金額も無く、また大型犬の保険料が他社よりも安めです。

詳しくは【迷うなら!】犬のペット保険おすすめは?どこが良いの?を参考にしてみてください♪