小さくて真白な可愛いマルチーズ。

地中海マルタ島出身でフランスの貴婦人達に愛された高貴な犬種です。

日本でも常に上位の人気を誇っていますね♪

そんなマルチーズと末永く仲良く暮らすためには健康管理がとても重要。

そのために、【日頃の飼い方の注意点】、【病気への知識】、【費用対策】の3つについてお話していきます。

是非参考にしてみてくださいね♪

マルチーズのかかりやすい病気とペット保険のおすすめ

目次

飼う上で気をつけたい健康管理のポイント

健康的でいるためには飼い主さんの飼い方はとても重要です。

ここでは特にマルチーズの特徴に合わせ注意したいポイントをまとめました!

被毛のケアを念入りに!

マルチーズといえばあの純白の被毛が特長ですが、その分お手入れには気を使う必要があります。

特に毛が伸びる犬種で、マメなブラッシングと定期的なトリミングが大切になります。

ブラッシングは週に1~2回、まずはコーミングで毛玉が無いか確認し、

その後スリッカーブラシで抜け毛を取り、最後に長毛用ピンブラシで毛並みを整えましょう。

白のため毛の汚れも目立ちますから、濡れたガーゼなどで身体を拭いてあげるのも良いですね。

目もとは特に注意を!

マルチーズは特に目に関する病気が多い犬種です。

特に被毛が伸びやすいため目の周りの毛も伸びて、目の中に入ることで角膜を傷つける恐れもあります。

また汚れが付きやすくなるので、病気のリスクもあがります。

定期的にトリミングでお手入れしてもらい、

また普段は濡れたガーゼなどで涙やけなど汚れを拭いてあげましょう。

肛門周りも清潔に!

目の周りの他に注意したいのが肛門周りの被毛です。

こちらも被毛が伸びることで、排泄物の汚れがつきやすくなり不衛生になってしまいます。

不衛生になると肛門糞腺炎といった肛門系の疾患にもなりやすくなるので、

こまめにカットする、トイレのあとはしっかり拭いてあげるなど手入れを怠らないようにしましょう。

耳周りも清潔に!

まだまだあります。マルチーズは耳の疾患も多い犬種です。

その理由は垂れ耳であること。

他の垂れ耳犬種もそうですが、構造上通し手も通気性が悪くなり雑菌などが繁殖しやすいのです。

綿棒やガーゼなどで耳の中を拭き取ってあげたり、

寝ているときに耳を起こして空気が通るようにしてあげましょう。

もし耳掃除を嫌がるようなら、トリマーにお願いしても良いです。

肥満は心臓負担へ!

マルチーズは循環器系疾患、特に心臓病が他犬種よりも多い傾向にあります。

遺伝的なものだと思いますが、肥満もリスクをあげる一つの要因です。

肥満になると心臓への負担が増えるため、老化を促進してしまうからです。

肥満防止はなんといっても食事管理です。

必要な食事量とカロリーを守り、人の食べ物を与えないことはもちろん、

おやつのあげ過ぎにも注意すべきです。

食事量とカロリーは一般的にマルチーズの理想体重から求めることが可能です。

愛犬の理想食事量・カロリーを求めよう!

マルチーズの理想体重は、

  • 成犬時の体高約25cm:3.2kg未満

となっています。

1日に必要な食事量とカロリーは下記の式に当てはめてもとめます。

  • 1日の必要食事量=犬の体重の約2.5%(40分の1)
  • 体重1kgあたり50~80kcal

そのためマルチーズの1日の食事量は80gくらい、カロリーは160~256kcalくらいが理想です。

運動は気分転換程度の散歩でOK!

肥満防止のためには適度な運動も重要です。

ただマルチーズは運動量が多い犬種ではないので、過度の運動には注意しましょう。

気分転換やストレス解消を兼ねて、1日10分程度の散歩を2回ほどで十分です。

また室内で遊ばせるときは、滑りやすいフローリングの場合はマットなどを敷きましょう。

脚への負担が増え関節や骨の病気になりやすくなるからです。

マルチーズのかかりやすい病気

さて次は病気についてお話していきます。

予め病気の知識をつけておくことで、症状を察知しやすくなり早期治療に繋がりますし、

予防するための参考にもなります。

ここではマルチーズがかかりやすい病気である、

  • 流涙症
  • 膝蓋骨脱臼
  • 外耳炎
  • 肛門嚢腺炎
  • 白内障
  • 僧帽弁閉鎖不全症

についてまとめてみました。

子犬から要注意

流涙症

涙が目から溢れる病気です。
目の下に茶色く涙やけになるので、白い犬種では非常に目立ちます。

症状

目の下の毛が茶色く色素沈着します。
(常に濡れているので、目の下の皮膚が赤く炎症を起こすこともあります。)

原因

涙が鼻に流れる管(鼻涙管)が先天的に狭い、もしくは炎症の後に狭くなり、
涙が鼻に流れずに目から溢れてしまうことが多いです。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨という、膝にあるお皿の骨が脱臼してしまう病気です。

症状

足を痛がる、足を挙げる、スキップのような歩き方をするなどの症状が特徴的です。

原因

先天的に膝蓋骨が脱臼しやすい関節の構造であることが多いですが、
後天的に外傷や交通事故などで脱臼しやすくなってしまうこともあります。
(日々の生活の中で膝に負担のかかる行動をしていると、脱臼しやすくなってしまう犬も多くいます。)

犬の膝蓋骨脱臼の症状や治療法、予防方法の詳細はこちら

外耳炎

耳がアレルギーや細菌に感染してしまう病気です。
また慢性化しやすく、悪化すると内耳炎や中耳炎になります。

症状

かゆさで頭をよく降る、首を傾けたままの姿勢でいる、同じところをぐるぐる回る旋回運動、
耳を後ろ足でひっかく、壁などに耳をこすりつけるなどします。

原因

異物混入、通気性が悪いことによるブドウ球菌や大腸菌の繁殖、
ダニなどの寄生虫、アトピー性皮膚炎、内分泌異常などが原因です。
日常的におこりやすく垂れ耳の犬種に多い傾向にあります。

成犬以降で要注意

肛門嚢腺炎

肛門の両側にある肛門嚢腺という腺が炎症を起こす病気です。

症状

肛門の横が赤く腫れる、お尻を擦る・気にする、お尻のあたりを痛がるなどの症状があります。
悪化すると肛門の横の皮膚に穴があき、膿が出てくることもあります。

原因

肛門嚢腺の分泌物が溜まった状態に、更に細菌感染が起こることが原因です。

中高齢以降で要注意

白内障

目のレンズ(水晶体)が白く濁る病気です。

症状

黒目の中の瞳の部分が白く濁ります。水晶体の白濁に伴って、
視力が徐々に低下し、最終的には失明に至ります。

原因

どの犬種でも加齢にともなう白内障は多い病気です。
ただ、マルチーズは若齢性白内障(遺伝的な関連が示唆されている)が他の犬種に比べ多いとされています。
その他にも、糖尿病、外傷、強い目の炎症に続発して白内障がおこることもあります。

僧帽弁閉鎖不全症

心臓の中にある弁の機能が低下することで、全身に血液を送るのが難しくなり、体に負担が出る病気です。
基本的に治る病気ではなく、薬を飲みながら進行していく病態に付き合っていく必要があります。

症状

散歩のときに疲れやすくなる、咳をする、抱き上げた時にキャンと鳴く、安静時でも呼吸が荒いなどの症状が出ます。

原因

老化による変化が一般的です。遺伝的になりやすい傾向の犬種もいます。

犬の心臓病の症状や治療法、予防方法の詳細はこちら

マルチーズにおすすめのペット保険は?

いざその場に直面してから『しまった!』と思うものが愛犬の治療費です。

実際に治療を受けることになると、その高額な金額に冷や汗をかく飼い主さんも少なくありません。

そんなときの備えとして注目されているのがペット保険です。

いざという時でもしっかりと治療できるよう、ペット保険の検討をおすすめします。

ここではマルチーズに合っている保険内容とは何か?まとめてみました。

マルチーズの医療事情の特徴は?

ペット保険を考える上で大切なのが、マルチーズの実際の治療状況はどんな感じなのか?ということ。

その治療にしっかりと対応できる保険が良い保険内容ということになります。

 

ペット保険会社によるとマルチーズに多い治療は、循環器、消化器、目、耳、皮膚疾患という結果に。

特に循環器と目、耳の疾患は他犬種の平均治療件数を大きく上回っています。

主に僧帽弁閉鎖不全症、流涙症、外耳炎、耳の血腫などがあげられるでしょう。

高齢になると僧帽弁閉鎖不全症は他犬種に比べ4倍以上の件数となっています。

これらをまとめると、マルチーズの治療の特徴は以下のようになります。

マルチーズの治療の特徴

  • 高額な治療になる心臓病のリスクが高い
  • 被毛の特徴に基づく疾患が多く、通院治療が多くなりがち

治療費はどのくらいになるの?

では実際にどのくらいの治療費になるのでしょうか?

僧帽弁閉鎖不全症と耳の疾患についてみていきましょう

僧帽弁閉鎖不全症

基本的に経過を見守る治療が一般的になり、通院治療になります。

毎回心臓の状態を見るための検査や、心臓の動きを助ける内服薬、医療用ドッグフードなどが処方されます。

1回あたりの診察も高額になりやすく、さらに定期通院になるため長期の出費が予想できる病気です。

下記は日本獣医師会による治療費の相場です。

  • 再診料:730円
  • 心電図検査:2,521円
  • ホルター心電計:10,645円
  • 超音波検査:3,698円
  • CBC検査:1,864円
  • 胸部レントゲン:7,911円
  • 小型犬入院費(1日):2,729円 ※通常3~5日入院

このほかに内服薬や心臓サポート用ドッグフードなども必要ですので、月30,000~50,000円程度かかることになります。

耳の疾患

マルチーズの疾患で代表的なのが外耳炎、そして外耳炎の悪化が引き金になる耳の血腫です。

外耳炎は基本は通院治療ですが、慢性化しやすく長期の通院になることも多い病気です。

  • 再診料:730円
  • 生検:3,307円
  • 真菌培養:2,192円
  • 内分泌検査:4,313円以上
  • CT検査:26,591円
  • 耳鏡検査:15,304円
  • 点耳料:143円
  • 外耳処置:1,256 円
  • 耳血腫除去:17,874 円

このほかに内服薬、塗り薬、処置代などが発生します。

外耳炎はアレルギー、細菌、内分泌異常など原因が色々あるので、

しっかりと特定してから根本を治療することが重要になるため、検査費用が高くなる傾向にあります。

 

また慢性的になっていたり、症状が重篤、より精密な原因特定が必要になるほど、

高額な検査項目に発展します。

そのため初期診察は高くなりがちで1回7,000~数万円以上、その後は1通院3,000~5,000円が目安です

外耳炎が悪化して血腫が出来ると除去代が必要になり、さらに高額になってくるでしょう。

マルチーズに適したペット保険とは?

成犬以降の心臓病がリスクが高いこと、皮膚疾患の治療件数が多いことから、

マルチーズには以下のようなペット保険がおすすめです。

マルチーズにはこんなペット保険がおすすめ!

  • 高齢になるほど手厚い保障のプランを!
  • 特に通院補償を重視する!
  • 免責金額が無いものを選ぶ!

高齢になるほど手厚い保障のプランを!

心臓病が他犬種の4倍以上の発生率もそうですが、

皮膚系の疾患も高齢になるほど多くなる傾向にあります。

そのため若いうちは保険料重視のプランでも良いですが、

補償率や限度額などが充実したプランを選ぶのが良いでしょう。

ペット保険には積立などありませんので、

愛犬の年齢に合わせて切り替えられるようプランが豊富な保険会社がおすすめです。

特に通院補償を重視する!

補償率に注目するのはもちろんですが、通院補償の内容を特にチェックします。

ペット保険には通院、入院、手術と別れており、

それぞれに日数や1日限度額が設定されていることがあります。

マルチーズは非常に通院が多くなる可能性が高いので、

通院補償に日数や1日限度額設定が無いプランを選ぶのがおすすめです。

免責金額が無いものを選ぶ!

通院補償を見るの上でもう一つ忘れてはいけないのが免責金額です。

免責金額は補償率に関係なく、最低限自己負担してもらう金額のことで、

細々とした治療が複数回にわたる通院治療と相性が悪い設定です。

そのため、免責金額が無しの保険プランを選ぶのが良いでしょう。

 

おすすめの保険会社をあげるなら、ガーデン少額短期保険はマルチーズ向きの保険です。

保険プランも豊富で、日数や1日限度額制限も無く、免責金額もありません。

詳しくは【迷うなら!】犬のペット保険おすすめは?どこが良いの?を参考にしてみてください♪