大きな目と愛くるしい表情でどの世代にも幅広い人気のシーズー。

中国の王宮でペキニーズとラサ・アプソの交配種として誕生した、

由緒正しき出身の犬種で、日本でも人気が高いですね。

そんな愛犬を末永く一緒にいるために、大切にしてほしいことが、

【日々の健康を保つ飼い方】、【病気の知識】、【治療費対策】の3点です。

シーズの病気とペット保険のすすめ

目次

飼う上で気をつけたい健康管理のポイント

ブラッシングは特に念入りに!

なんといってもシーズーの特長はあの美しく長い被毛です。ですがそのために非常に皮膚疾患の多い犬種です。

ものすごく毛が抜ける犬ではありませんが、こまめにブラシをかけて、皮膚のチェックを行いましょう。

またシーズーは耳の中にもみっしりと毛が生えている犬が多く、ほかの犬種に比べると外耳炎にもなりやすい傾向にあります。

ブラシの際には耳の中も覗くなどして、チェックしてあげることをおすすめします。

耳の中の毛を抜くなどの処置は家で行うと炎症を引き起こしてしまうこともあります。

家では耳の観察をしっかりと行い、何か異変があったら動物病院へ。処置は専門家におまかせすることをおすすめします。

 

ブラッシング方法は、コームで毛玉が無いかチェックし、そのごスリッカーブラシで抜け毛を取りましょう。

最後にピンブラシで毛並みを整えながら皮膚のマッサージも兼ねておこないます。

目に毛が入らないように注意

もう一点注意したいのが目の周りの毛です。

気がつけば目の周りの毛が伸びて、目が隠れてしまうことも。

そして、シーズーは特に目が大きいので、伸びた毛が目に入りやすいです。

目に毛が入ると刺激になって炎症がおこったり、角膜が傷ついたり、衛生的ではありません。

目の周りの毛は短く定期的にカットをしてもらうか、長くなったら結ぶなどして気をつけてあげましょう。

ストレスを溜めないように適度な運動をしましょう

シーズーは特別運動量の多い犬ではないため、室内の遊びでも十分ではあります。

ですが、室内だけだとストレスを溜めやすく、結果神経質な犬になることが多い犬種。

飼い主さんや外の刺激へのコミュニケーションを兼ねて、ちゃんと散歩にでかけましょう。

運動量の目安としては、徒歩で10分を2回ほど行えば大丈夫です。

夏バテには注意をして!

シーズーは寒さには弱くないですが、夏は被毛の長さもあり弱い犬種です。

そのため夏場は被毛を短くカットしたり、室内の温度管理、水分摂取などはこまめにさせましょう。

ただし、クーラーなどは下に冷たい空気が行き易く、犬の体感は設定温度―2℃といわれています。

冷やしすぎも注意が必要です。

散歩は日中をさけ、朝方や日が暮れた後など涼しい時間を狙ったり、

凍らせたペットボトルを持っていくのありですね。

肥満も十分に気をつけて

シーズーは特別食欲旺盛な犬ではありませんが、それでも肥満には注意が必要です。

肥満は成人病や骨・関節系の病気の原因にもなります。

食事量やカロリーの目安は理想体重から計算することができます。

愛犬の理想食事量・カロリーを求めよう!

シーズーの理想体重は、

  • 成犬時の体高・体長約28cm以下:4.5~8.1kg未満

となっています。

ここから1日に必要な食事量とカロリーを下記の式に当てはめて求めます。

  • 1日の必要食事量=犬の体重の約2.5%(40分の1)
  • 体重1kgあたり50~80kcal

計算すると1日の食事量は112.5~202.5g、カロリーは225~648kcalとなります。

歯ブラシを毎日の習慣にしましょう。

歯周病は3歳以上の犬の実に8割以上が持っている病気です。

歯周病になると口臭がするため、室内飼育の飼い主さんが悩むことが本当に多いです。

子犬の時には信じられないほど、歯を覆うくらいの歯石が付き、歯も、歯肉も、あごの骨がまでぼろぼろになってしまいます。

もちろん犬自身も痛みが出て、食べ物を食べるのを躊躇したり、

痛がりながら食べたりと、とても可哀想な病気なのです。

でも毎日の歯磨きで歯周病は予防することができます。

 

シーズーを始めとして小型犬は顎が小さいことから歯並びが悪い犬も多く、歯周病にもなりやすくなります。

また子犬の時に乳歯が抜けず、永久歯が曲がって生えてしまうことも少なくありません。

子犬の時にしっかりと口の中をチェックして、乳歯が抜けずに永久歯が生えていたら抜いてもらいましょう。

そして、犬用の歯ブラシで毎日歯を磨いてあげましょう。

最近では動物病院でも歯磨き教室を行っているところが多くあります。是非一度参加してみてはいかがでしょうか。

シーズーがかかりやすい病気

病気から身を守る、完治させるには、日々の愛犬の観察や予防対策、病気の早期発見が重要になります。

そのために病気の症状や予防方法をあらかじめ知っておくと役に立ちます。

シーズーのかかりやすい病気として、

  • 脂漏性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 外耳炎
  • 気管虚脱
  • 乾性角結膜炎

などがあげられます。

これらの病気についてまとめましたので参考にしてみてくださいね。

子犬から要注意

脂漏性皮膚炎

皮膚がべたっとして脂っぽく、皮膚が赤くなる病気です。

症状

皮膚がベタっとする、フケっぽい、皮膚が赤い、匂いがきついなどの症状があります。かゆみも伴います。
慢性的な炎症がおこると、皮膚が厚くなるほか、色素沈着も起こります。

原因

皮脂を好むマラセチアという皮膚に常在する酵母菌が増殖することによります。

アトピー性皮膚炎

アレルゲンに対して過剰にアレルギー反応を示し、皮膚炎をおこす病気。
生まれ持った体質なので、薬などでコントロールしながら一生付き合っていかなくてはいけない病気です。

症状

皮膚の痒み、赤みがあります。
慢性的に炎症があると、被毛が抜け、皮膚が厚くなったり、色素沈着のみがおこることもあります。
また皮膚のバリア機能が低下するので、二次感染を起こしやすくなります。

原因

伝的な関連が示唆されていますが、明確には明かになっていません。

外耳炎

外耳が炎症を起こし、痒みを伴う炎症を起こす病気です。

症状

耳を痒がる、耳が腫れる、赤い、耳垢が増える、臭いがきつくなる、頭を振る、頭を壁や床に擦りつける症状があります。

原因

細菌や酵母菌の感染、外部寄生虫、異物、腫瘍など。アレルギーがベースになっていることもあります。

気管虚脱

空気の通り道である気管が物理的につぶれてしまう病気です。

症状

『ガーガー』という咳が特徴的です。ガチョウの鳴き声のよう、と称されます。
症状が悪化すると、呼吸困難になりチアノーゼになることもあります。

原因

明確にはなっていませんが、遺伝的に気管のつくりが弱い可能性があるほか、
シーズーのような鼻がつぶれている構造の犬種は気管内に圧が加わることも要因の一つであると言われています。

気管虚脱の詳しい原因や症状、治療、対処法についてはこちら

乾性角結膜炎

目の表面が乾燥して、炎症を起こす病気。人間でいうドライアイです。

症状

目が乾いている、目脂が増える、目が充血している、目を気にする素振りをする、などの症状があります。
重症になると角膜に穴があいたり、目の表面が濁ることもあります。

原因

涙腺や第三眼瞼の炎症や、感染、薬剤の使用などによって、涙の分泌が減ることがあります。
また、遺伝的な要因も示唆されています。

シーズーにおすすめなペット保険は?

日々の健康管理や病気への予防行動で、愛犬も健康に末永く暮らしやすくなります。

ですがやはり完璧にリスクを避けることはできません。

病気やケガになった時重要になるのが治療費です。

国の保険が無いため、犬の医療費負担は高額でしっかりと治療するには出費が大きくなります。

その対策方法としておすすめなのがペット保険です。

 

そこでここではシーズーにおすすめのペット保険は何かをまとめてみました!

シーズが実際に多い治療って?

ペット保険を考える上で大切なのはその犬種の治療傾向です。

治療傾向を鑑みて補償内容や保険料を考慮すると、満足度の高い保険が選べます。

ペット保険会社によればシーズーは、皮膚、耳、目、消化器系の疾患が多い結果となっています。

しかもすべての疾患が他犬種により多く、最大で2倍以上の発生率となっており、

やはり大きな特長である長い被毛に関連した病気が多いようです。

 

外耳炎、角膜炎、乾性角結膜炎、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、気管虚脱などが代表的です。

角結膜炎に至っては10歳で全体の25%が発症している結果です。

シーズーの治療の特徴

  • 通院治療の病気が多い
  • 眼や耳、気管など身体の特徴からくる病気が多い

高額になる場合の治療費の目安は?

次に具体的に高額な治療費はどのくらいなのか?気になるところですね。

外耳炎や軽度の眼の疾患は基本的に1度に大きな出費になることは少ないでしょう。

但し、アレルギーなどは長期通院により、細かい出費が何度もあることが多かったり、

重度の角膜炎、気管虚脱などは手術になることもあります。

下記は日本獣医師会による治療費の相場です。

  • 再診料:730円
  • 眼検査:3,400~7,000円(項目数で変動)
  • 点眼料:143円
  • 洗 眼:829円
  • 結膜異物除去:963円
  • 結膜下注射:1,884円
  • 睫毛処置:1,126円
  • 点耳料:143円
  • 外耳処置:1,256 円
  • 薬浴:3,176円
  • 小型犬入院費(1日):2,729円 ※通常1~2日入院
  • 麻酔:10,020円
  • 角膜腫瘍・損傷治療:18,850円
  • 気管虚脱:41,000 円

皮膚・耳・目の疾患の場合、軽度であれば検査料と処置代が主で+内服薬が塗り薬が処方されます。

目安としては1回3,000~7,000円ぐらいが相場になるでしょう。

重度の角膜炎は手術が必要になり、30,000円以上、

気管虚脱は50,000円以上が相場になります。

シーズーに適したペット保険とは?

他犬種よりは比較的治療費が安い病気が多いものの、長期通院になる病気もあるため、

以下のような特長のペット保険がおすすめです。

シーズーにはこんなペット保険がおすすめ!

  • 通院日数制限が十分なものを!
  • 補償よりも保険料が安い低額プラン!
  • 値上がりの少ないタイプの保険を!

通院日数制限が十分なものを!

ペット保険は、通院、入院、手術の3種にわけられ、

ぞれぞれに日数や回数制限が設けられていることがあります。

制限を超えてしまうと一切補償を受けられなくなるので、

長期通院にも対応できるよう日数制限が十分なものか制限無しの保険がおすすめです。

補償よりも保険料が安い低額プラン!

ペット保険は各社とも【補償内容重視の高額プラン】と【保険料重視の定額プラン】を用意しているところが多いです。

ずば抜けて高い治療費のリスクが小さいシーズーは、手厚すぎる場合補償を十分に使い切れない可能性があります。

ペット保険は掛け捨てですから、補償内容はほどほどに保険料が安いプランがおすすめです。

補償率も50%程度でも十分に恩恵を実感できることでしょう。

値上がりの少ないタイプの保険を!

保険料が安いプランでも会社によって値上がり具合は違います。

シーズーは平均寿命が12~16歳と長生きなので、特に高齢になってから保険料が値上がりするタイプでは支払いが大変です。

通年して値上がりの少ない、階段型かゆるやか上昇型のペット保険が良いでしょう。

これまでの条件をもとに例としてあげるなら、

FPCペット保険やペッツベスト保険などはシーズーにとても適した保険内容です。

詳しくは【迷うなら!】犬のペット保険おすすめは?どこが良いの?を参考にしてみてください♪