日本で長年愛されている犬種のひとつといえば、『雑種犬』ではないでしょうか。

最近ではミックス犬という言い方のほうが主流になってきました。

血統種とはまた違った外見や性格が、多くの人を魅了しているのかもしれません。

そんな雑種(ミックス犬)におすすめのペット保険は何でしょうか?

選び方や具体的な会社についてまとめてみました。

雑種(ミックス犬)にあったペット保険選びのポイントは?

ペット保険選びで最も大切なのは保険料とその犬種にとって丁度良い補償内容のプランを選ぶことです。

補償は手厚ければ良いというものでなく、

保険料が高くなったわりに、補償を全然使わなければ無駄払いになってしまいます。

こうした適切な保険を選ぶために以下の順序で見ていくと良いです。

保険選びの流れ

  • 1.かかりやすい病気と雑種(ミックス犬)の罹患率傾向を知る
  • 2.傾向を見て、求める補償内容を考える
  • 3.求める補償内容をもとに、雑種(ミックス犬)における各社の保険料を確認する

補償内容は補償率だけでなく、年間支払限度額、日数・回数制限、

1日の支払い限度額、免責金額も含めてチェックします。

目次

雑種(ミックス犬)のかかりやすい病気と罹患率傾向

適切な補償内容を考えるために、かかりやすい病気や罹患率傾向を見ていく必要があります。

しかしながら他の血統種と違い、雑種やミックス犬には傾向というのが見えにくいものです。

色々な遺伝子性質を受け継いでいますので、わかりにくいんですね。

書店にいっても雑種専門の本は見当たりません。

そこで当サイトではインターネットにて、

雑種(ミックス犬)の飼い主さん100人にアンケートを実施し、

病気に関する調査をおこないました。

雑種(ミックス犬)のかかりやすい病気は?

調査の結果、『皮膚疾患』、『骨折・ケガ』、『筋肉・骨・関節疾患』が特に多い結果となりました。

約5頭に1頭の割合ですので、かなり高めです。

皮膚疾患にはアトピー性皮膚炎、マラセチア皮膚炎、真菌症など色々な種類がありますが、

共通するのは中長期の通院治療になりやすいことです。

そのため補償内容を選ぶ際は、通院補償に注目するのがおすすめです。

別のアンケートで『治療方式はどのようになったか?』という問いでも、

約9割の飼い主さんが、通院治療の経験をしたと答えたことからも、

通院補償の重要性がわかるかとおもいます。

 

『骨折・ケガ』、『筋肉・骨・関節疾患』の詳細としては、

骨折、脱臼、ヘルニアがほとんどを占めています。

いずれも手術になる可能性があり、10万以上の高額治療になるケースもあります。

約5頭に1頭が手術経験ありとの調査結果から見ても、

手術補償に関してもある程度の内容の良さを求めると安心です。

治療費はどの程度かかるのか?

ペット保険の補償は無制限ではなく、1日限度額という補償額制限があります。

制限が緩いほど補償を受けやすくなりますが、

その分保険料は高くなるので、ちょうど良い制限内容を見つけることが大切。

その上で雑種の治療費相場を知ることが重要になります。

相場がわかれば補償内容を選ぶ目安になります。

 

まずは通院費用についてみていきましょう。

1日限度額はどのくらいの制限なら大丈夫か?を計るために、

飼い主さんに『1日の通院費用の最高額は?』という質問をしてみました。

約9割近いひとが、1万円以下の治療費で済んでおり、

高額になるケースはほぼ稀です。

通院補償の制限額は1万円程度あれば問題ないといえます。

 

続いて手術補償の1日限度額を計るために、

飼い主さんに『1日の手術費用の最高額は?』という質問をしてみました。

約75%の人が10万円以下の手術費用で済んでいる結果となりました。

通常手術費用は高額になりやすいので、これは意外な結果です。

比較的骨折や簡易の脱臼など、難しい手術ではないことが原因かもしれません。

いずれにせよ手術補償は10万程度補償してくれるもので充分といえます。

年間どのくらい治療費になるか?

1日限度額のほかに、年間で最大いくらまで補償するか?という年間最大補償額があります。

下記は「過去1年間あたりでかかった最大の治療費はいくらか?」というアンケート結果です。

ほぼ9割近くが30万以下との回答になっています。

これは他の血統種から比べれば低く、やはり雑種(ミックス犬)は丈夫というのは本当なのかもしれません。

なので雑種(ミックス犬)に関しては年間最大補償額はさほど気にしなくて良いでしょう。

(※各社最安プランでも年間最大補償額は50万はあるため)

いつから病気やケガのリスクが高まるか?

ペット保険は1年間更新になり、積み立てというものはありませんので、

必要に応じて加入や解約をすることも一つの手です。

ただ病気やケガになってから保険に加入しても、補償はうけられません。

そのため、どのくらいから病気やケガのリスクが高まるかをしっておけば、

事前にリスクに備えやすくなります。

下記は『愛犬が治療経験のある年齢をおしえてください』というアンケート結果です。

全年齢のなかで、0~6歳までの幼少期~成犬の長い期間において、

病気・ケガのリスクが高い傾向がみられます。

その後7~9歳にかけてはリスクが低く、10歳以降に再びリスクが増える傾向です。

そのためペット保険は早いうちから加入しておくことがよいでしょう。

リスクが減る7~9歳は一度解約するのも手ですが、

ペット保険は9歳以降になると加入ができないケースが増えてくるため、

雑種(ミックス犬)の場合は長期に加入しておいたほうが良さそうです。

男の子と女の子で罹患率に差はあるか?

犬種によっては性別によって病気やリスクの差が多少出ることがあります。

当然リスクが高い性別なら、備えておく準備がより必要です。

調査してみると、若干男の子が多いものの、ほぼ同数ですので、

性別によるリスクについては考える必要はなさそうです。

雑種(ミックス犬)におすすめの補償内容

雑種(ミックス犬)のかかりやすい病気や罹患率傾向をふまえ、

おすすめの補償内容について述べていきます。

求める補償内容

  • 早めの長期加入がおすすめ
  • プランは保険料重視で!
  • 通院補償は1日限度額1万円程度でOK
  • 免責金額の設定に気をつける
  • 手術補償は10万円程度補償でOK

早めの長期加入がおすすめ

雑種(ミックス犬)は早期の段階から病気やケガのリスクがあることがわかりました。

そのためなるべく早めにペット保険に加入しておくのが良いでしょう。

病気やケガをしてからでは補償を受けられないどころか、

加入そのものが難しくなってしまいます。

また比較的幅広い年齢で病気やケガのリスクが高いため、

長期加入をおすすめします。

プランは保険料重視で!

ペット保険では大きく分けて補償重視と保険料重視プランにわかれます。

雑種(ミックス犬)は長期加入がベストですので、

保険料を抑えた保険料重視プランを選ぶのがおすすめです。

さらに保険料重視プランでも値上がりの少ない会社を選ぶのがポイント

保険料重視プランでも若年期だけが安く、

高齢になるほどおどろくほど高額の保険料になる会社もあるからです。

また保険料がしっかりとホームページに明示されていることも大切です。

会社によっては『〇〇歳以降の保険料についてはお問合せください』と、

非公開にしている会社がありますが、

保険料の値上がりがすごく、高い会社でおこなわれている方法です。

保険料の安さで選ぶなら非公開の会社は選ばないのが無難です。

保険料が非公開の会社はだめ

通院補償は1日限度額1万円程度でOK

雑種(ミックス犬)で最も重視するべきは通院補償ということが、

アンケート結果から見えてきました。

通院補償を考えるうえで重要なのが1日限度額と日数制限です。

最も良いのは両社の制限が無い保険会社ですが、

1日限度額においては1万円まで補償してくれるものであれば十分です。

ただし日数制限に関しては皮膚疾患による長期治療も考えられるので、

30日以上か、無制限のものを選びましょう。

免責金額の設定に気をつける

通院補償は比較的抑えめで問題ありませんが、

通院補償と相性の悪い免責金額の設定については、

無いプランもしくは最初の1回のみ発生するプランを選びましょう。

免責金額は補償率に関係なく我々が必ず自己負担する金額です。

回数が多くなりやすい通院治療では免責金額があると、

思ったように補償を受けられない可能性があります。

手術補償は10万円程度補償でOK

雑種(ミックス犬)の場合、脱臼や骨折、

ヘルニアなどで手術になる可能性はあるものの、

そこまで高額治療にならない傾向がみられました。

そのため必要以上に手術補償を手厚くする必要はないでしょう。

10万円程度補償してくれるところであれば十分です。

雑種(ミックス犬)における各社の保険料

求める補償内容

  • 早めの長期加入がおすすめ
  • プランは保険料重視で!
  • 通院補償は1日限度額1万円程度でOK
  • 免責金額の設定に気をつける
  • 手術補償は10万円程度補償でOK

以上の条件をもとに、具体的におすすめの会社をみてきましょう。

下記は保険重視プラン(補償率50%)、免責金額が無し(もしくは1回のみ)での各社の補償内容です。

会社プラン補償内容保険料区分会社プラン補償内容保険料区分
アニコムふぁみりぃ50%プラン(通院)10,000円×20回
(入院)10,000円×20回
(手術)100,000円×2回
体重別アクサダイレクトプラン50(通院、入院、手術)通算で50万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
雑種一律
アイペットうちの子50%(通院)12,000円×22日
(入院)12,000円×22日
(手術)100,000円×2回
体重別ペッツベストベーシックプラン(通院、入院、手術)通算50万円、1回25万円まで
※回数制限なし
一律犬A
FPC(通院)12,500円×30日
(入院)125,000円×3回
(手術)100,000円×1回
体重別
※片親・両親の犬種が判明していると別
ペット&ファミリーげんきナンバーわん50(通院、入院、手術)通算で50万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
体重別
PS保険50%補償プラン(通院)10,000円×20日
(入院)20,000円×30日
(手術)100,000円×2回
体重別
※片親・両親の犬種が判明していると別
もっとぎゅっと医療保険スタンダードプラン(通院、入院、手術)通算で60万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
犬一律
日本アニマルオレンジプランⅡ(通院)5,000円×60日
(入院)10,000円×30日
(手術)30,000円×1回
体重別au損保ペット保険コース50(通院あり)通院)年間最大20万まで
(入院、手術):年間最大50万まで
※回数、日数制限は無し
体重別
日本ペットプラス(旧:ガーデン)プラチナ50通院、入院、手術補償
50%プラン:通算で50万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
体重別
※片親・両親の犬種が判明していると別
あんしんペット保険Lプラン(通院、入院、手術)通算で70万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
一律中型犬

 

この中で条件外になるのが、アニコム、アイペット、

PS保険、日本アニマル倶楽部、au損保(保険料一部非公開のため)の5社です。

雑種(ミックス犬)の保険料には注意が必要!

残りの会社で保険料を比較していきますが、ここで注意があります。

血統種と違い、雑種(ミックス犬)の保険料の分け方は、

会社によってかなりバラバラということです。

基本的に体重によってわけられますが、その基準がバラバラなのです。

さらに、『片親もしくは両親が血統種の場合は大型の犬種の保険料に属す』、

『血統種と雑種という区分でわける』、『犬で一律』などなど。

細かく違ってくるので、気になる保険会社が決まったら、かならず保険料は確認しましょう。

雑種(ミックス犬)の保険料を比べる

それでは条件を満たす保険会社の保険料を見ていきましょう。

長期加入が前提ですので、値上がりの少なさも加味するうえで、

0~12歳までの総保険料を比較します。

線をクリックすると体重と総保険料が見れます。

FPC、日本ペットプラス(旧:ガーデン)は生後8か月以降の保険料です。
FPC、日本ペットプラス(旧:ガーデン)は片親もしくは両親の犬種が判明している場合は、違う保険料になります。
ペット&ファミリーは体重7.2kgまで、19.8kgまで、39.6kgまで、でわかれます。

 

体重によってかなり保険料が変わってくるのがわかるかとおもいます。

雑種(ミックス犬)におすすめのペット保険は?

7kg未満の比較的小型の雑種(ミックス犬)の場合は、FPCペット保険が一番保険料が安くおすすめです。

保険料の安さの秘密は値上がりの少なさ。

4~5歳、8~9歳、11~12歳以外保険料が値上がりせず、

12歳以降はずっと保険料が一緒なので、

長期間加入になるほど他社よりもどんどん安くなります。

通院・手術補償の1日限度額、日数も問題なく、年間限度額は85万円と第2の高さで補償も手厚いです。

 

8kg以降だと全体重で一律犬Aグループ(最安保険料帯)になるペッツベストの安さが際立ちます。

ペッツベストは通院・入院・手術の日数・回数制限もなく、

1日限度額は25万円とあって無いような設定なので、とても使いやすいです。

唯一免責金額がありますが、その病気やケガが完治する全治療中1回のみの発生なので、

さほど影響はしないでしょう。

ただ少し金額を出せばより補償の良いFPCペット保険という選択もあり、

そのあたりは好みでわかれるかとおもいます。

 

以上が雑種(ミックス犬)のおすすめのペット保険会社になります。

当サイトでは総合的に見たおすすめの保険会社をランキングにしていますので、

よろしければそちらもご参考ください。

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