ペットを飼っていると予想外に色々な費用が掛かってくるもの。

特に医療費は家計への大きな負担になりがちです。

医療費の中でも特に飼い主さんが経験するのが通院治療費です。

私も愛犬が心臓病を患い、以後定期的に通院費用がかかっています。

いつまでも元気でいてほしいからこそ、

しっかりとした治療が大切。通院費対策は飼い主さんなら考えておくべき項目でしょう。

犬猫の通院費用の相場はどのくらいなの?

特に初めての経験や未経験だとそもそも通院費用がどのくらいかかるのか?

よくわからないかと思います。

そこでペットを飼っている飼い主さん200人に、

実際どのくらい通院費用が発生したのかアンケートを実施してみました!

結果を見ると、最も多いのが1~3万円ですが、

5~10万、20万以上も約15%と6人に1人は高額な通院治療費を経験していることがわかり、

思わぬ出費になる可能性は十分にあると言えます。

 

さらにアンケートから特に多かった病気やケガの平均治療費および最高額を表にまとめました。

あくまで通院治療で完結した場合の費用になるため、

病気やケガの進行状況で手術となった場合は、より高額になります。

病気・ケガ治療費平均最高治療費額病気・ケガ治療費平均最高治療費額
皮膚炎・アレルギー48,088円200,000円膝蓋骨脱臼128,000円220,000円
骨折111,442円500,000円尿路結石59,857円150,000円
外耳炎48,571円200,000円急性肝炎24,000円30,000円
膀胱炎57,233円150,000円下痢30,889円70,000円
怪我10,156円20,000円異物誤飲54,286円100,000円

 

通院治療は高額になることも!

通院治療では皮膚炎・アレルギー、膀胱炎、外耳炎といった、

比較的1回あたりの治療費は少なくても長期になりやすい病気は総額が高額になる傾向にあります。

また年齢によって外科手術が選択できない場合なども、内的治療で長期になりやすいです。

そのためペットの状況や疾患の進行具合で、

大きく費用が変わる傾向にあるのが通院治療といえます。

通院治療はかなり身近!

また下痢や怪我といった日々起こりやすいもので通院するケースが多い傾向にありました。

ペットは言葉がしゃべれませんから、

ちょっとした異変でも念のために動物病院に連れていく機会が多くなるためです。

また犬猫ともに事故件数で最も多いのが【異物誤飲】です。

今回のアンケートでも異物誤飲の通院の数は多かったです。

 

このように通院の経験をするケースはかなり多いのです。

今回のアンケートでも、

ほとんどの人が通院治療を経験することがわかってきました。

ペットの治療は高額になりやすい!

ペットの医療費がここまで高額になる理由は色々考えられますが、

一つは医療の発達があります。

一昔前は治すのも困難であった病気も治療できるようになっており、

その分、あきらめないで治療を受ける回数も増え、

1治療あたりの治療費も増加しています。

 

そしてもう一つが国の保険制度が無いことです。

人間では医療費の負担は3割となっており、

7割が国の保険によって賄われています。

それに対してペット医療は全額自己負担なので、高額な治療費になりやすいのです。

通院費用対策としてペット保険がおすすめ!

費用対策として有効な手段の一つが任意で加入するペット保険です。

ペット医療では国の保険がない代わりに、

民間団体がペット保険を運営しており、50~100%の範囲で治療費を補償してくれます。

もちろん月々の保険料がかかりますが、

もしもの高額治療の際は大きな助けになることは間違いありません。

通院補償はどのくらい必要なのか?

ペット保険では主に【通院治療】【入院治療】【手術治療】という項目があり、

それぞれに補償内容が設定されていたり、

そうした枠組みも無く【年間いくらまで補償する】というものまで様々です。

 

ここで問題になってくるのが、

【どこまで補償を付けるべきか?】【どのくらい補償が必要なのか?】

ということです。

補償が少なすぎると結局補償金を受け取れず意味がないからです。

しかし補償を手厚くすれば良いというものでもない

どこまでも補償のよい保険を選べば補償金が受け取れない心配は少なくなりますが、

その場合保険料が高くなってしまうため、家計の負担になってしまいます。

そのため【丁度よい補償内容でなるべく保険料を抑える】

ことが大切です。

 

しかしながら、通院治療を終えてみないと、実際にどのくらい必要だったかイメージできません。

そこですでに通院治療を経験済みの飼い主さんのアンケート結果をもとに、

必要な通院補償内容を決めてみたいと思います。

通院費用の相場と日数から補償内容を考える

補償内容を決めるうえで重要なのは、

  • 年間どのくらいの補償が必要か?
  • 年間どのくらいの日数補償が必要か?
  • 1日どのくらいの補償額が必要か?

の3点を考える必要があります。

この3点をアンケートの結果をもとに考えていきたいと思います。

年間どのくらいの補償が必要か?

先ほどの【年間でどのくらい通院費用がかかったか?】アンケート結果を見ると、

5000円~10万円未満が一番多いケース
になります。

中には20万以上費用がかかるケースも考慮にいれなくてはいけませんが、

補償としては年20~30万あれば十分といえます。

 

年間どのくらいの日数補償が必要か?

下記は【過去最も通院日数が多かった年の、1年間の総通院日数】のアンケート結果です。

約7割が20日以内の通院日数という結果になっていますので、

およそ年20~25日ほど補償してもらえれば十分です。

 

1日どのくらいの補償額が必要か?

下記は【1日の通院費用はどのくらいだったか?】のアンケート結果になります。

約8割ほどが、12,000円以下という結果になっています。

中には高額になっているケースもありますが、

補償としては1日12,000~15,000円程度を考慮すれば、

十分に補償を受けられると考えて良いです。

 

各社の通院治療の補償内容は?

では、

  • 年の通院補償額は20~30万程度
  • 年の通院補償日数は20~25日程度
  • 1日の通院費用上限は12,000~15,000円程度

の点を踏まえて、各社の補償内容を見ていきましょう。

下記の表は国内人気ペット保険会社の各プランを比較したものです。

なお、通院補償がない保険会社のプランは除外しています。

保険会社名保険商品名補償割合補償内容保険会社名保険商品名補償割合補償内容
アニコムふぁみりぃ70%プラン70%14,000円×20回ペットメディカルサポート100%補償プラン100%10,000円×20日
ふぁみりぃ50%プラン50%10,000円×20回
70%補償プラン70%10,000円×20日
アイペットうちの子70%プラン70%12,000円×22日50%補償プラン50%10,000円×20日
うちの子50%プラン50%12,000円×22日日本アニマル倶楽部グリーンプランⅡ100%6,000円×60日
ドコモのペット保険
(アイペットの包括契約)
トータルケア7070%12,000円×22日プレミアムオレンジプランⅡ100%5,000円×60日
トータルケア5050%12,000円×22日オレンジプランⅡ100%5,000円×60日
FPCFPCペット保険50%12,500円×30日ブループランⅡ100%5,000円×30日
ソフトバンクペット保険
(アニコム包括保険)
70%プラン70%14,000円×20回プラチナプランⅡ100%6,000円×60日
50%プラン50%10,000円×20回シルバープランⅡ100%5,000円×20日
ペッツファースト50%プラン50%10,000円×20日
70%プラン70%15,000円×20日
90%プラン90%20,000円×20日
保険会社名保険商品名補償割合補償内容保険会社名保険商品名補償割合補償内容
日本ペットプラス(旧:ガーデン)プラチナプラン50、70、90%
※選べる
通院、入院、手術補償
50%プラン:通算で50万まで
70%プラン:通算で70万まで
90%プラン:通算で90万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
アクサダイレクトプラン7070%(通院、入院、手術)通算で70万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
ゴールドプラン50、70、90%
※選べる
50%プラン:通算で50万まで
70%プラン:通算で70万まで
90%プラン:通算で90万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
プラン5050%(通院、入院、手術)通算で50万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
ペッツベストファーストプラン80%(通院、入院、手術)通算100万円、1回50万円まで
※免責:1治療7,500円
※回数制限なし
あんしんペットLプラン70%(通院、入院、手術)通算で70万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
ベーシックプラン80%(通院、入院、手術)通算50万円、1回25万円まで
※免責:1治療20,000円
※回数制限なし
Mプラン70%(通院、入院、手術)通算で70万まで
※免責:1診察ごと14,000円
※回数、1治療あたりの限度額無し
アクシデントプラン80%(通院、入院、手術)通算50万円、1回25万円まで
※回数制限なし
au損保ペット保険(旧あうて)コース70(通院あり)70%年間最大28万まで
ペット&ファミリーげんきナンバーわん7070%(通院、入院、手術)通算で70万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
コース50(通院あり)50%年間最大20万まで
げんきナンバーわん5050%(通院、入院、手術)通算で50万まで
※回数、1治療あたりの限度額無し
もっとぎゅっと医療保険
スタンダードプラン
50%1日1万、年間20万まで
げんきナンバーわんslim7070%(通院、入院、手術)年間通算70万まで
※免責:1日3000円
※回数、1日限度額無し
医療保険
プレミアプラン
70%1日1.5万、年間30万まで
げんきナンバーわんslim5050%(通院、入院、手術)年間通算50万まで
※免責:1日3000円
※回数、1日限度額無し

 

上の表は1日限度額および日数制限のあるペット会社で、

下の表は年間限度額のみが指定されているペット保険会社になります。

まず年の通院補償額の観点から見ると、

ほぼ全社が条件を満たすプランがありますので、問題ありません。

年の通院補償日数に関しても、全社が条件をクリアしています。

 

ただ1日の通院費用上限に関して、日本アニマル倶楽部は不足、

ペットメディカルサポートに関しても補償率を踏まえると、

100%補償プランは限度額が少し足りません。

1日限度額だけじゃない!免責金額にも注意!

1日限度額以外にも通院補償を見るうえで『免責金額』の有無はとても大切です。

免責金額は補償率にかかわらず、被保険者が必ず支払っていただく費用です。

つまり1回ごとの治療費が免責金額以下だと補償は一切受けられないということになります。

 

あんしんペット保険のMプラン、ペット&ファミリーのSlimプランは、

免責金額が設定されているためあまりよくありません。

ペッツベストも免責金額がありますが、こちらは初回の1回のみなので、

さほど影響はないでしょう。

補償内容が十分であればあとは保険料

全社比較してみると、ほとんどのペット保険会社が通院費用実情に対応できるといえます。

であればあとは問題になるのが保険料です。

補償が十分でも保険料が高いプランがありますので、十分注意が必要です。

 

下記は0~13歳における国内人気会社の総保険料を比較したグラフです。

各社の最安プランで比較しています。
※犬種or猫をクリックすると総保険料が見れます。


 

保険料の観点から見ると一番おすすめなのがFPCペット保険です。

値上がりも少なく、12歳以降は値上がり0なので、

高齢になっても家計を圧迫しません。

そのほかのおすすめのペット保険も当サイトでは紹介していますので、

確認してみてください。

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