愛犬、愛猫のもしもの備えとしてペット保険の加入者が最近増えていますね。

でも中々保険選びは大変だと思いませんか?

いったい何を見ればいいの?どれがうちの子にあっているの?

色々な疑問が湧いてきますね。

そこでここではペット保険の基本からチェックすべきポイントをまとめてみました!

これからペット保険を検討しよう!という方は是非参考にしてみて下さいね♪

ペット保険の基本的なこと

保険選びをするまえに、【ペット保険とはこういうもの】ということを頭に入れておくと、

スムーズに選ぶことができます。

保険料は掛け捨て

人の保険には貯蓄型タイプが存在しますが、ペット保険は現在掛け捨てしか存在しません

補償金の受け取りは2タイプ

ペット保険では病院では一旦全額治療費を自己負担し、

後日保険会社に郵送で請求する【後日郵送方式】が主流です。

一部、人と同じように窓口精算に対応している保険もあります。

保険料をチェックするための項目

保険料というとCMでアピールしている部分の金額だけ目にいきますが、

長期加入になる可能性の高い保険では、他の項目を確認することをおすすめします。

項目意味コメント
値上がり(値下がり)幅ペットの年齢ごとにどれだけ保険料が上下するか病気やケガのリスクが上昇する、
5歳以降に急に値上がりすることが多い。
値上がりのタイプ0歳から高齢までどのような保険料グラフか一切値上がりしないフラット型、
特定の年齢を除き一定の階段型、
値上がりが緩やかなゆるやか上昇型、
値上がりが急な、急上昇型、
0~3歳くらいまで値下がりする、谷型の5タイプがある。
犬種による保険料犬種によって保険料が変化する。
猫は全種一律。
小型犬など体躯別や血統証か雑種か、
統計からリスクが高い犬種か否かなどで保険料は分かれる。
保険料割引通常の保険料から特定条件で割引(割増)されるWEB申込み割引、多頭割引、マイクロチップ割引、
無事故割増引制度などがある

 

保険料の値上がりは下記の5つのタイプにわかれます。

保険料の値上がりタイプの説明図

保険料タイプ概要コメント
階段型特定の年齢になるまで保険料が一律で、
階段のように値上がりする。
保険料タイプの中では一番安い傾向にある。
長く加入するならおすすめ。
谷型若年期までは保険料が値下がり、その後上昇するタイプ。子犬猫の時期はもっとも保険料が安く済みやすい。
だが高齢になるほど保険料は高めに。
ゆるやか上昇型毎年一定額ゆるやかに上昇するタイプ若年期も安く、高齢になっても値上がりが少ないため、
長く加入するなら安く済みやすい。
急上昇型成犬猫期~高齢犬猫期にかけて、
保険料が急増するタイプ
若年期はゆるやか上昇型より安い傾向にあるが、
高齢になるほどもっとも高額になりやすい。
フラット型値上がりが一切なく、保険料が一定値上がりが無いので保険料がわかりやすいが、
高めの保険料で一定になるため総保険料は高い。

 

補償対象は主に4タイプ

通院、入院、手術でそれぞれ補償内容が設定されています。

基本は3つを補償する医療保険ですが保険によっては、補償されない項目もあります。

またペット保険は病気とケガによる治療が対象ですが、一部ケガのみ対象の保険もあります。

保険の種類補償対象コメント
医療保険通院、入院、手術
病気・ケガ
●基本的な保険。もっとも補償範囲が広い
●他の保険に比べ保険料は高い
●窓口清算に対応している場合がある
手術保険手術(に伴う入院)
病気・ケガ
●手術のみ、もしくは手術に伴う入院のみ補償する保険。
●医療保険より安い
●窓口清算に対応していない
通院保険通院
病気・ケガ
●通院のみ補償する保険
●医療保険より安い
●窓口清算に対応していない
傷害保険通院、入院、手術

ケガのみ
●ケガにおける通院、入院、手術を補償する保険。病気は対象外。
●医療保険より安い
●窓口清算に対応していない

 

補償内容の種類

治療を受けた際、補償の金額を決める補償内容には以下のような種類があります。

項目意味コメント
補償率全体治療費の何%を補償してくれるか補償率が良いほど補償金は増えますが、保険料は高くなります。
主に50、70%が主流です。
1日限度額1日で支払われる補償金の上限通院、入院、手術それぞれに設定されます。会社によっては設定がないところも。
特に高額な手術に対して重要な項目です。
日数・回数制限1年で何回・何日まで補償を受けられるか通院、入院、手術それぞれに設定されます。制限を越えると補償は受けられません。
会社によっては設定がないところも。
特に通院治療に対して重要な項目です。
年間最大補償額1年で最高いくらまで補償金が受け取れるか補償内容の良さを計ることができます。
1日限度額、日数・回数制限無しの保険ではこの項目が一番重要です。
免責金額補償率に関係なく必ず加入者に支払ってもらう金額免責金額が設定されている場合、保険料は安い傾向にあります。
1回ごとに免責金額を払うタイプと、
1治療(初期治療~治療完了まで)で1回支払うタイプに分かれます。
特約オプション保険料を払い付帯する補償主に他人や他のペットを傷つけたときに支払う賠償金の補償をする、
賠償責任特約がある。
支払い日数実績保険請求してから何営業日で補償金が受け取れるか平均実績として公開している会社も。

 

付加価値を見るための項目

保険会社の中には加入者専用のサービスを提供するところもあります。

サービス項目内容
優待施設利用ペット宿やドッグランなど特定の施設で割引を受けられる
相談電話保険会社の窓口で獣医師などに病気やしつけのことなど相談できる

 

会社規模を見るための項目

ペット保険会社には大きく【損害保険会社】と【少額短期保険会社】の2つに分かれます。

どちらも国の認可が必要なので信頼性は保証されていますが、

もし会社が破たんしたとき少額短期保険会社の場合は保険が途中解約になる場合があります。

また一般社団法人が運営する共済もあります。

共済は非営利目的で作られた団体が運営し、組合員という形で構成されています。

損害保険会社少額短期保険会社共済(一般社団法人など)
アニコム
アイペット
アクサダイレクト
au損保
ペットメディカルサポート(PS保険)
FPC
日本ペットプラス(旧:ガーデン)
ペット&ファミリー
もっとぎゅっと
あんしんペット
日本アニマル倶楽部
ペッツベスト
イオンペット保険
SBIのいきいき小短
日本ペット共済

 

ペット保険の選び方

ペット保険の基本項目を整理したところで、具体的にどのように選んでいけばよいのでしょうか?

保険を決めるポイントは色々ありますが、

大きく【保険料】【補償内容】【サービス内容】の3つが重要でしょう。

人によって様々ですが、ここではおすすめの選び方をご紹介していきます。

STEP1.加入年齢条件をチェックする

ペット保険はどのペットでも加入可能ではなく、いくつかの条件を満たさなければなりません。

その一つがペットの加入時の年齢です。

最も簡単に確認することができますし、そもそも加入できなければ検討しても仕方ありませんから、

候補を絞ることができます。

国内人気のペット保険の加入条件は以下のようになっています。
(参考までに継続可能年齢も記載)

会社加入可能年齢更新可能年齢会社加入可能年齢更新可能年齢
ペッツベスト生後満50日齢~16歳(16歳11カ月)17歳未満アニコム7歳11ヶ月まで終身
アイペット0 歳〜12歳 11か月まで終身アクサダイレクト満8歳まで終身
au損保ペット保険(旧あうて)生後30日~10歳まで終身あんしんペット生後31日~満11歳未満満20歳まで
日本ペットプラス(旧:ガーデン)生後31日~満11歳未満満20歳までFPC生後30日~9歳未満終身
ペット&ファミリー生後45日~満7歳以下終身もっとぎゅっと0歳~9歳未満終身
日本アニマル倶楽部生後60日~
満12歳未満
終身ペットメディカルサポート(PS保険)生後120日~満9歳未満終身
ドコモ
※新規申し込み中止
トータルケア:8歳11ヶ月まで
手術ケア:12歳11ヶ月まで
終身ソフトバンク
※新規申し込み中止
7歳11ヵ月まで終身
日本ペット共済生後60日以上~10歳まで終身SBIのペット保険生後2ヵ月~11歳まで終身
イオンペット保険生後45日以上~10歳未満終身イーペット保険生後45日~満10歳終身
ペッツファースト7歳11か月まで終身

 

年齢が7~8歳ぐらいから加入できない保険会社も増えてきますので、注意してください。

その他の加入条件は見なくても良い?

年齢の他に良くあるのが、【飼育目的】と【既往歴と健康状態】です。

ペット保険では興行用・闘犬用・賭犬・猟犬等の場合は基本加入不可能で、

愛がん動物、伴侶動物として飼育されているペットのみですが、

ほとんどの方は問題はないでしょう。

 

問題は【既往歴と健康状態】です。

各社が設定する病気になったことがある、もしくは現在病気である場合、

加入不可もしくは条件付き加入になることがあります。

それぞれの約款など確認すれば確認できますが、

正直難しく自分で判断するのは大変です。

ですから気になった保険会社を先にいくつか選び、まず申し込んでみることをお勧めします。

だめであれば、別の保険会社を申し込む…という流れの方が良いでしょう。

既往歴とペット保険については下記記事でも取り上げています。

STEP2.保険料をチェックする

保険料というと、CMや広告でアピールする料金が注目されますが、

もっと確認すべき点があります。

ポイント1 高齢期の値上がりはどうか

加入時の保険は重要ですし各社そこをアピールしていますが、

大事なのは成犬期以降の値上がりです。

ペット保険は病気やケガのリスクが小さい、

0~4歳くらいが安いのは当たり前で、

問題になってくるのが、リスクがあがる5歳以降なんです。

会社によっては急に値上がりするケースも珍しくなく、

CMなどでアピールしている若い時の保険料を鵜呑みにすると、

あとで支払いに苦労する、なんて方もいらっしゃいます。

終身保険では高齢期の値上がり幅が重要

ペット保険は長期にわたって加入することが多いですから、

数年間の総保険料をトータルで比較することが、正しい保険料の比較です。

下記は各社の最安プランにて、0~13歳までの総保険料を比較したグラフです。

小型犬、中型犬、大型犬でそれぞれ比較しています。

保険料重視プラン

※タブをクリックすると小型、中型、大型犬の総保険料が見れます。


※基本免責金額無し、通院・入院・手術補償の最安プランで比較
※ペッツベスト、イオンペット保険のみ免責金額あり
※au損保、ドコモは除外(11歳以降非公表のため)

 

補償率重視プラン

※タブをクリックすると小型、中型、大型犬の総保険料が見れます。


※補償率70%以上で、補償重視のプランを比較しています。
※ペッツベスト、イオンペット保険のみ免責金額あり
※限度額、回数制限など補償内容は全社一致していません。
※保険料非公開の年齢がある会社は除外しています。

 

比較してみるとわかるように、会社によってかなりの違いがあります。

あとはご自身の予算や補償内容、サービスとの兼ね合いを見て選びます。

 

個人的には保険料の値上がりが大きい会社を選ぶのはお勧めできません。

下記はペット保険に加入経験のある200人の飼い主さんに、

『保険料の値上がりに苦労した経験はありますか?』という質問をした結果です。

結果を見てわかるように、

実に7割近い飼い主さんが保険料の値上がりに苦労した経験があることがわかります。

もらった補償金より支払った保険料のほうが多かったというケースもあるので、

値上がりが少ない会社を選ぶことをおすすめします。

ポイント2 免責金額があるかないか

安い保険に設定されている場合があるのが、免責金額です。

免責金額とは補償内容に関係なく必ず加入者に支払ってもらう金額のことです。

そのため補償金は、

補償金額=(治療費―免責金額)×補償率

となります。

免責金額は特に回数が多くなる通院治療に影響してきます。

当然ですが免責金額は無いほうが良いです。

ただし同じ免責金額でも、

毎回免責金額があるか、1治療(初診から完治)単位で1回かが異なります。

1治療単位なら影響すくないので選んでも可です。

 

STEP3.どこまで補償とサービス内容求めるか

【保険料】と【補償内容・サービス内容】はトレードオフで、

【補償内容・サービス内容】が良いほど【保険料】は高くなります。

保険料と補償内容のトレードオフの説明

 

そのため『どのくらいまで補償やサービスを求めるか』をイメージしないと、

中々ペット保険を絞り込むのは困難です。。。

ポイント1 後日郵送請求方式か?窓口清算か?

ペット保険では保険請求は後日郵送請求が基本になりますが、

一部人間の保険と同じように窓口清算に対応しているところもあります。

方式窓口清算後日郵送方式
メリット

  • 一時的に全額負担する必要がない

  • 請求準備や郵送の手間が無い



  • 会社維持費が掛からないので保険料が安い

  • 基本全国の動物病院で対応できる


デメリット

  • 会社維持費がかかるため保険料が高い

  • 全ての動物病院で対応はしていない


  • 一時的に全額負担する必要がある

  • 請求準備や郵送の手間がある

主な取扱い会社アニコム、アイペット、ペット&ファミリー(スリムプラン除く)など全会社

 

窓口清算の利点は補償金の受け取りが簡単なことですが、

代わりに会社の運営費がかかるため、保険料は高くなること、

また指定の病院以外では窓口清算は対応していないため、

病院を変える必要性もあるという点がデメリットです。

 

後日郵送請求といっても、最近は手続きも簡単になり、

早い会社では3~4営業日ぐらいで受け取れるので、そこまで不自由は感じないはずです。

個人的には保険料の安さを優先し、後日郵送請求のみ対応の会社をおすすめします。

ポイント2 補償率と回数・日数制限、限度額の関係

ペット保険の補償内容を見る上で、一番注目されるのが補償率です。

下記は人気保険会社の補償率プランの有無状況です。

補償率50%プラン70%プラン80%プラン90%プラン100%プラン
アイペット
アクサダイレクト
アニコム
あんしんペット
イオンペット保険
SBIペット保険
FPC
au損保ペット保険
ソフトバンク
ドコモ
日本ペットプラス(旧:ガーデン)
日本アニマル倶楽部(プリズムコール)
日本ペット共済
ペット&ファミリー
ペットメディカルサポート(PS保険)
ペッツベスト
もっとぎゅっと

 

もちろん補償率が高いと補償金額が多くなりますが、その分保険料が高くなります。

そしてもうひとつ注意したいのが、【回数・日数制限】、【限度額】です。

 

【回数・日数制限】とはその回数または日数までしか補償しないということで、

通院、入院、手術にそれぞれ設定されています。

 

【限度額】は【1日限度額】と【年間限度額】があり、

【1日限度額】は1日最大ここまで補償する金額、

【年間限度額】は1年間で最大ここまで補償する金額です。

 

制限も限度額も補償の限度を表す項目で、

例え補償率が良くても、これらの項目がすくなければ補償を受けられない、

という事態になってしまいます。

必ず補償率だけでなく、制限と限度額もチェックしましょう。

 

ここまでペット保険の基本や選び方を整理してきましたが、

『結局どこが良いの?』

と思われている方もいるかもしれませんね。

当サイトでは上記の点を踏まえておすすめのペット保険会社をご紹介しています。

気になる方は参考にしてみてくださいね。